道路の危険 ラインで通報 浜松市「いっちゃお!」リニューアル

 浜松市は10月から、スマートフォンを利用して道路の危険箇所などを通報するシステム「いっちゃお!」をリニューアルした。市公式LINEアカウント「しゃんべえ情報局」による運用に変更し、より気軽に簡単な操作で通報できるようにした。

浜松市が今月からリニューアルした道路危険箇所の通報システム「いっちゃお!」の画面
浜松市が今月からリニューアルした道路危険箇所の通報システム「いっちゃお!」の画面

 アカウントメニューから「いっちゃお!」を選択し、「舗装・白線」「側溝」「落下物」「カーブミラー」など8項目から対象を指定。「穴が空いている」「段差」など5項目から損傷内容を選び、写真を送信する。衛星利用測位システム(GPS)情報を活用することで、地図で詳細な場所も指定できる。自動対話機能「チャットボット」も活用し、通報者に対応状況を通知する。
 アプリ「LINK」を使った旧システムの運用は今月末で終了する。市道路保全課の担当者は「危険を早期に取り除くことで、事故の未然防止につながる。危険箇所を見つけた際は通報してほしい」と呼びかけている。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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