地元商業施設の思い学ぶ 袋井・浅羽中生 市の魅力再発見へ

 袋井市浅名の浅羽中の生徒は6日、市の魅力を再発見しようと、JR袋井駅南口で商業施設「ノブレスパルク袋井」の整備事業を手掛けた静岡総合不動産の仮設事務所(同市高尾)を訪れた。同社の村岡義夫社長から地方の商業施設の在り方などを学んだ。

生徒らに地方の商業施設の在り方などを伝える村岡社長(右)=袋井市高尾
生徒らに地方の商業施設の在り方などを伝える村岡社長(右)=袋井市高尾

 総合的な学習「身近な社会を知ろう」の一環で、地域創生と街並みをテーマに、市の魅力を探求する1年生10人が参加した。村岡社長は施設名の由来や建設経緯など、事前に生徒から集めた質問に沿って講話した。設計はアフターコロナを見据え「風を感じながら買い物ができるように建物の庇(ひさし)を大きくした」と答えた。
 村岡社長は同駅南口の開発事業について「夢と楽しさを創出し、地域を感動で満たしたい。そのために、袋井市民が集まりたくなる建物と空間を作り出したい」と述べた。
 生徒らは講話を元に、市の魅力をまとめたリーフレット作りに取り組む。

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