ロボット制御競う世界大会へ 鈴木さん渡瀬さん(浜松開成中)意気込み 「中学の集大成に」

 ロボットの制御技術などを競う世界大会「ワールド・ロボット・オリンピアード(WRO)インターナショナルファイナル」(11月、ドイツ)に出場する浜松市立開成中3年の鈴木佳至さんと渡瀬直音さんのチームが7日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に大会への意気込みを語った。

鈴木市長(中央)に世界大会への意気込みを語った鈴木さん(左)と渡瀬さん=浜松市役所
鈴木市長(中央)に世界大会への意気込みを語った鈴木さん(左)と渡瀬さん=浜松市役所


 2人が出場するのは物を置いたり、障害物を越えたりする複数のミッションが盛り込まれたコースを自律型ロボットに走らせ、ゴールするまでの速さや正確性を競う「ロボミッション・エキスパート競技」のジュニア部門(11~15歳)。8月に市内で開かれた国内大会で準優勝した。小学5年時から2人のチームとして5回目の挑戦で、3位までに与えられる世界大会への切符を手にした。
 世界大会に向け、ロボットもプログラミングも一から作り直したという2人。鈴木さんは「ハイレベルな大会になるが、国内大会で学んだことを生かし、いい結果を残したい」、渡瀬さんは「タイムを速くし、より正確な動きができるよう挑戦している。中学校の集大成として頑張りたい」と語った。(浜松総局・宮崎浩一)

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