健康増進アプリ運用開始 浜松市「予防・健幸都市」実現へ

 浜松市は11日、スマートフォンの市公式ヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」の運用を開始した。歩数計測や体重測定など、日々の健康づくり活動に応じて、プレゼントの抽選に活用できるポイントが付与される仕組み。市民の健康増進、健康イベントの参加拡大、健康への関心が低い層への訴求につなげ、「予防・健幸都市」の実現を目指す。

浜松市が運用を開始したヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」の画面
浜松市が運用を開始したヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」の画面


 官民連携で進めている健康関連事業「浜松ウエルネスプロジェクト」の一環。アプリをダウンロードし、身長や体重、目標歩数などを登録して使用する。歩数の目標達成、体重や血圧の測定、食事や睡眠に関する生活習慣チェックのほか、ウエルネスプロジェクトへの参加、市が設定したウオーキングコースで全てのチェックポイントをクリアした場合にもポイントが付く。
 月間の歩数や歩いた距離、消費カロリーなどはグラフで表示し、健康づくりの「見える化」を図った。利用者全体や性別、登録したグループや企業別の歩数ランキングも確認できる。市の特産品の詰め合わせが毎月60人に当たる抽選を行い、3千ポイントで応募可能。
 市健康増進課の担当者は「簡単に健康管理ができ、ポイントもたまる。アプリを気軽に使い、楽しみながら健康づくりに取り組んでほしい」と呼びかけている。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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