アドバイザー制導入 浜松市方針 市政の創造的活動支援

 浜松市は12日、市民の創造的活動を活性化させる「クリエイティブシティブースター事業」の第2回実行委員会を市役所で開いた。市は2023年度の事業計画案を提示し、専門家の立場からワークショップの運営や企画について助言するアドバイザー制度を導入して事業の推進体制を強化する方針を示した。

浜松市役所
浜松市役所

 計画案によると、アドバイザーは2人程度を想定。実行委に出席して助言するほか、ワークショップの講師となる「地域人財」を対象にしたシンポジウムの講師も務める。
 このほか、人財の育成目的としたワークショップは本年度の3講座から12講座に拡大する計画。遠州織物や天竜材、パン作り、動画作成などをテーマにした連続講座を予定している。ワークショップのアーカイブ用動画作成や受け付けシステム整備なども行い、広報体制を強化する。
 市は今後、委員の意見などを反映し、最終計画案をまとめる。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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