四ツ池公園競技場 浜松市に整備要望 静岡西部陸上競技協会

 静岡西部陸上競技協会は13日、浜松市中区の四ツ池公園陸上競技場の再整備を求める要望書を市に提出した。山口嘉一会長ら役員4人が市役所で長田繁喜副市長に手渡した。

長田副市長(右)に要望書を手渡す役員=浜松市役所
長田副市長(右)に要望書を手渡す役員=浜松市役所

 国際大会開催可能な公認第1種競技場とすること、陸上競技専用施設とすること、駐車場を拡大することの3点を求めた。役員は今の競技場について、利用者が多く衝突の危険がある、チームの控え場所がない、周辺の渋滞が深刻、などの問題点を挙げた。
 市は西区の遠州灘海浜公園に新たな県営野球場が造られた場合、四ツ池公園の浜松球場は解体を含めて在り方を見直す方針で、市議会特別委員会も議論を重ねている。長田副市長は「ご意見を参考に議会の議論も踏まえて競技振興の観点から検討したい」と話した。

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