「夢実現へ努力続けて」J3藤枝の須藤監督 藤枝・葉梨小で講演

 サッカーJ3藤枝MYFCの須藤大輔監督が13日、藤枝市立葉梨中校区小中連携ドリームプラン講演会に登壇し、夢を実現するため努力を続けることの大切さを伝えた。

夢に向かって努力することの大切さを伝えるJ3藤枝の須藤監督(左端)=藤枝市下之郷の葉梨小
夢に向かって努力することの大切さを伝えるJ3藤枝の須藤監督(左端)=藤枝市下之郷の葉梨小

 講演会は葉梨小で行われ、同校と葉梨西北小の5、6年生計約130人が聴講した。元Jリーガーの須藤監督は小学生のころから自身の半生を振り返り、病気やけがなどを乗り越えてプロサッカー選手になるまでの過程を紹介した。
 「一番つらかったことは」という児童の質問に、「病気で好きなサッカーができなかった時」と答え、「夢を持つからこそ“壁”にぶち当たる。困難から逃げず、乗り越えようとすれば必ず成長できる」と呼びかけた。
 サッカーに取り組む葉梨小6年の片山漣(れん)君はコロナ禍で練習できなかった時を思い出し、「準備の大切さが分かった。自分も壁を壊して夢に向かっていきたい」と誓った。
 (運動部・寺田拓馬)

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