看護の道へ 意気込み発表 沼津の専門学校で「誓う会」

 沼津市立看護専門学校(同市大諏訪)はこのほど、「看護のこころを誓う会」を同校で開いた。11月から本格的な臨地実習に臨む2年生25人が、目指す看護師像を宣言した。

ろうそくを手に、実習への意気込みや目標を発表した学生=沼津市大諏訪の沼津市立看護専門学校
ろうそくを手に、実習への意気込みや目標を発表した学生=沼津市大諏訪の沼津市立看護専門学校

 毎年、実習に臨む前のナイチンゲールの生誕日(5月12日)に実施していたが、今年は新型コロナウイルスの急拡大の影響で延期した。ナース服に身を包んだ学生は、ナイチンゲール像にともされた火をろうそくに移し、それぞれ実習への意気込みや目標を発表した。吉岡奈緒さんは「患者を捉え尊重する看護が目標。信頼関係を築き、技術を身につけたい」と話した。
 伊藤浩嗣校長は「看護師はチーム医療に必要な存在。患者に寄り添い、しっかりと勉強してほしい」と激励した。

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