痴漢被害は相談を 高校生に呼びかけ 裾野署が啓発活動
裾野署は14日、女子高生への声かけや痴漢被害が後を絶たないことを受け、痴漢被害防止キャンペーンを裾野駅ロータリーで展開した。20日まで行われる全国地域安全運動の一環。
裾野署員や地域安全推進員の女性を中心に約10人が参加。通学途中の女子高生らに啓発品の「私たちは泣き寝入りしません」「痴漢は犯罪です」と書かれた缶バッジと、防犯ブザーを持ち歩くなど犯罪に巻き込まれないための対策を記したリーフレットを手渡した。
中村佑馬生活安全課長は「満員電車ではドア付近が被害に遭いやすい。被害を受けたときには勇気を持って届け出てほしい」と呼びかけた。