東海の俊英 ロボ制御競う 走行タイムなど評価 浜松で大会

 ロボットの制御技術などを競う「ETロボコン2022」(組み込みシステム技術協会主催)の東海地区大会が15日、浜松市南区の浜松職業能力開発短期大学校「ポリテクカレッジ浜松」で開かれた。東海4県の予選を勝ち抜いた24チーム48人が出場し、車体の走行タイムなどを競った。

ロボットの走行を見守る参加者=浜松市南区のポリテクカレッジ浜松
ロボットの走行を見守る参加者=浜松市南区のポリテクカレッジ浜松

 プログラムの設計図「モデル」の妥当性などとの総合評価で順位を決める。出場者のレベルに合わせて2クラスあり、計6チームが11月に横浜で開催する全国大会に出場する。
 高校生から50代までの参加者は、事前に与えられた車体に制御システムを組み込んで挑んだ。卒業研究の一環で参加した同校の電子情報技術科2年の高岡勢矢さん(19)は「一つのプロジェクトをやり遂げる経験ができて良かった」と振り返った。
 (浜松総局・金沢元気)

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