ガチャガチャに沼津の魅力凝縮 名物名所キーホルダーに 9種類発売

 沼津市の有名スポットや名物をキーホルダーにしたカプセル玩具「沼津ガチャタマ」が20日から、市内の飲食店や商業施設で販売される。商業ビルを運営する「アルシェ」(さいたま市)と沼津市でデザイン業を営むよたさん(27)、グッズ製作会社「ジェットワークス」(東京)が共同開発した。よたさんは「沼津の魅力や歴史が凝縮されている。自分の町を形にして身につけられる良さを感じてほしい」と思いを話す。

「沼津ガチャタマ」を企画した中島さん(右)とよたさん=沼津市上土町のつじ写真館
「沼津ガチャタマ」を企画した中島さん(右)とよたさん=沼津市上土町のつじ写真館
沼津市の有名スポットや名物などをキーホルダーにした全9種の「沼津ガチャタマ」
沼津市の有名スポットや名物などをキーホルダーにした全9種の「沼津ガチャタマ」
「沼津ガチャタマ」を企画した中島さん(右)とよたさん=沼津市上土町のつじ写真館
沼津市の有名スポットや名物などをキーホルダーにした全9種の「沼津ガチャタマ」

 キーホルダーはアクリル製で全9種。西浦みかん寿太郎や「甘味処(かんみどころ)どんぐり」、沼津のソウルフード「のっぽパン」など沼津市民に長く愛されてきたスポットや名物を取り上げた。“ご当地シンガー・ソングライター”の飯田徳孝さんは出る確率の低いレアアイテムとして登場する。
 アルシェは2021年からさいたま市大宮区を中心に5地域で「ご当地ガチャ」を企画し、累計の販売数は15万個以上と人気を集める。中島祥雄社長(54)は「地元の方に喜んでもらえるマニアックなグッズを目指している。町を出て行った人にも恋しさを感じてもらいたい」と話す。
 1回300円。販売機は沼津みなと新鮮館、つじ写真館、ららぽーと沼津内の沼津コート、甘味処どんぐりの4カ所に設置する。売り上げの一部は地域の文化振興に役立てるため、沼津市に寄付する。

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