ごみ有料化 浜松市募集に1605人意見 集約し方向性検討

 浜松市が3カ月間にわたって実施した家庭ごみ処理有料化の制度素案に関する市民からの意見募集に対し、延べ1605人から応募があったことが26日、市への取材で分かった。市は意見を集約した上で、意見に対する市の考えを示し、今後の方向性を含めて検討するという。

浜松市役所
浜松市役所

 市は7月8日~10月7日に市民から意見を募った。その間、市内46カ所で制度素案についての説明会を開催したり、ごみ減量の必要性と制度素案を解説する2本の動画を市ホームページで公開したりして周知を図った。
 市ごみ減量推進課によると、意見は説明会の会場や動画視聴後の応募フォームから寄せられた。46カ所で実施した説明会には延べ1076人、団体などから要請を受けて個別開催した説明会には延べ157人が出席。動画視聴数は計2665回だったという。
 同課の担当者は「いただいた意見は、今後の市の考えを検討する際の参考にしていきたい」と話している。

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