ブラジル五輪委とレガシー協定締結 浜松市、スポーツ通じ交流継承

 浜松市は27日、東京五輪・パラリンピックを契機とした友好関係を強化するため、ホストタウン相手国のブラジルオリンピック委員会(COB)とレガシー協定を締結すると発表した。
 市は既に同国パラリンピック委員会(CPB)と同協定を結ぶことが決まっている。五輪、パラリンピック両委員会と協定を締結することで、スポーツによる幅広い連携、交流が期待できる。
 協定は、ホストタウンなどの取り組みで生まれた関係を、共生社会に資するレガシーとして継承する試み。市は国際大会開催時に両委員会や関係団体が市内で事前合宿を行う場合、練習会場となるスポーツ施設や移動手段を提供し、両委員会側はその際、市民との交流に努める―との内容。同様の協定は県内で初めてという。鈴木康友市長は協定締結と、両委員会から当時の支援に対する感謝状を受けるため、29日~11月6日の日程で同国を訪問する。

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