翠城会出品の多彩な書並ぶ 30日まで、静岡市役所市民ギャラリー
静岡県内の書道愛好家でつくる「翠城会」の作品展が27日、静岡市役所市民ギャラリーで始まった。県書道連盟の会長を務めた故山本翠城さんの門下生ら11人が約50点を出品した。30日まで。
漢詩や俳句などの書のほか、季節の花や干支(えと)を描いた俳画などを展示し、書の多彩な楽しみ方を紹介している。墨をはじく特殊な液体を使い、背景が黒、文字が白と色を反転させた作品も並ぶ。
藤原岳城会長(80)は「形にとらわれない作品ばかり。お部屋に飾りたくなるような書が見つかるはず」と来場を呼びかける。