記者コラム「清流」 持ち歩きたい沼津愛

 西浦みかん寿太郎の段ボール、アーケード名店街の看板、ソウルフード「のっぽ」-。沼津市の有名スポットや名物をキーホルダーにした「沼津ガチャタマ」の販売機前は発売当日から多くの人でにぎわっていた。
 市内でデザイン業を営むよたさんと、埼玉県を中心に“ご当地ガチャ”を展開する「アルシェ」らが協力して生まれたガチャ。市民や出身者に刺さるローカル感を売りにしていて、地元で長年愛されていながらも、ほとんどグッズになっていなかったラインアップがそろっている。
 記者も3回ほど回してみると、つじ写真館、マルサンホビー、ひものんが当たった。かばんに付けて歩けば、外出先で“沼津愛”を持った仲間と出会うきっかけになるかもしれない。
 (東部総局・山川侑哉)

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