児童が企画・運営、子供バザー 浜松市中区・萩丘放課後クラブ

 浜松市中区の放課後児童クラブ「萩丘児童クラブ」で29日、利用児童が企画・運営する子供バザーが開かれた。児童らが制作した手芸品を販売したり、企画したゲームのコーナーを設けたりと、アットホームな雰囲気の中で児童や父母らが楽しい時間を過ごした。

手作りの的当てゲームを楽しむ児童=浜松市中区の萩丘児童クラブ
手作りの的当てゲームを楽しむ児童=浜松市中区の萩丘児童クラブ

 ハロウィーンに合わせて仮装姿の児童らが交代で“店員さん”を務めた。店頭に並んだのは、児童らがクラブの活動で制作したかわいらしいビーズのブレスレットやポケットティッシュケース、アイロンビーズのストラップなど。手作りの的当てやボウリング、輪投げのゲームコーナーでは「楽しいですよ」と呼び込みの声が響き、児童らは景品を目指して狙いを定めた。
 泉小6年の鮎沢永茉さんは「自分が作った物が売れてうれしい。みんなとも遊べて楽しい」と笑顔で語った。
 同クラブは1985年に発足し、現在も市内では珍しい父母会運営の形を取っている。

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