歌や踊り 宮城さんに届け 掛川・ねむの木学園が「お礼の会」

 掛川市上垂木のねむの木学園は30日、学園創設者で2020年に亡くなった宮城まり子さんや、学園生がお世話になった人に感謝を伝えようと「お礼の会」を開いた。全国から90人が出席し、学園生60人がダンスやコーラスを13曲披露した。

ダンスを披露する学園生=掛川市上垂木のねむの木学園
ダンスを披露する学園生=掛川市上垂木のねむの木学園


 学園生は夜寝る前に宮城さんが歌ってくれたという「海から届いた手紙」など思い出の曲を歌った。ダンスは色鮮やかな布やタンバリンを持って踊り、出席者が手拍子で盛り上げた。最後は「幸せは樹のように」を合唱した。
 会場には宮城さんの遺影が飾られ、出席者は宮城さんとの思い出や人柄をしのんだ。梅津健一理事長は「宮城まり子がともしたねむの木学園の伝統の火を絶やすことなく、次の世代に受け継いでいきたい」とあいさつし、出席者に謝辞を述べた。

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