児童が起業体験 掛川茶で商品開発 ドリンクや雑貨など販売実践

 掛川市内の小学生が起業体験する「ジュニアエコノミーカレッジ」(掛川商工会議所青年部主催)の販売実践会が3日、同商議所で行われた。雑貨やアクセサリーなど6チームそれぞれが考えた商品を販売した。

掛川茶を使ったドリンクを販売する児童=掛川市の掛川商工会議所
掛川茶を使ったドリンクを販売する児童=掛川市の掛川商工会議所


 5~6年生30人が参加し、7月からセミナーで経営を学んできた。市内でのジュニアエコノミーカレッジは13回目。今年は初めて掛川茶振興協会と連携し、全チームが掛川茶を使った商品を開発した。
 西山口小のチーム「NYG」は抹茶の豆乳ラテを考案。社長役の増田真弥さん(10)は「牛乳と豆乳を比べ、経費が安い豆乳を選んだ。原価を計算するのが大変だった」と話した。
 販売実践会は掛川商工まつりに合わせて実施された。まつりは3年ぶりで、三の丸広場では物産展やサッカー体験イベントなどが行われた。菊花展も開かれた。

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