日本平動物園で児童ガイド 静岡・東豊田小5年生 生態調べ準備
静岡市駿河区の東豊田小5年生約110人が4日、同区の日本平動物園で動物について解説するスポットガイドを務めた。担当する動物の生態を調べるなど6月から準備してきたといい、成果を披露した。
児童はハクトウワシが翼を広げた長さをひもで示したり、カピバラが1日に食べるえさの重さが水の入ったペットボトル何本分になるかクイズを出したりした。写真や手製のポスターなどでも来園者に紹介した。
佐野海空さん(11)は「具体的なもので表すことで分かりやすくなると思った」と声を弾ませた。
同園企画係の野田邦洋主任主事は「一生懸命準備してきたことが伝わった。動物に興味を持つきっかけになってくれれば」と話した。
スポットガイドの実施は同校の総合学習の一環。新型コロナの影響で3年ぶりに行ったという。