観光再生願い 湖面に灯籠の光 サプライズで花火も 浜松・舘山寺
浜松市西区の浜名湖かんざんじ温泉観光協会はこのほど、新型コロナウイルスで落ち込んだ地域を活気づけようと、同区舘山寺町の浜名湖内浦湾で灯籠流しを行った。新型コロナウイルス感染対策のため、事前告知なしで実施した。
地元の小中一貫校、庄内学園(同区)の小中学生と教員、同観光協会の会員が手作りした木製の灯籠700基ほどを、船上から湖上に静かに浮かべた。サプライズで花火約60発も打ち上げられ、近隣ホテルの宿泊者や関係者が見守る中、周辺は幻想的な雰囲気に包まれた。
灯籠流しは1950年ごろから続く同地域の恒例行事。