まちづくり課題 高校生が企画案 菊川、地域交流や公園活性化

 高校生が考えた企画やアイデアをまちづくりに生かす講座「きくがわ高校生まちづくりスクール」の最終報告会が10日、菊川市のプラザきくるで開かれた。高校生7チームが農業や地域の交流、商店街活性化などをテーマに課題を分析し、プロジェクトを提案した。

公園を活性化させるためのプロジェクトを発表する高校生=菊川市のプラザきくる
公園を活性化させるためのプロジェクトを発表する高校生=菊川市のプラザきくる

 同市や掛川市などの6校から17人が参加し、6月から活動してきた。生徒はNPOでのインターンシップや関係する団体へのヒアリングを通じて企画を考えた。
 公園の活性化を目指したチームは市役所周辺の公園の地図を作成し、地図を使ったスタンプラリーイベントを提案した。多世代交流をテーマにした班は高齢者と子どもが交流できるよう竹馬作りを企画。西方地区コミュニティ協議会の協力を得て、地区センター祭りで実践すると発表した。

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