相続登記の申請 JR静岡駅で広報 静岡地方法務局

 「いい遺言の日」の15日、静岡地方法務局は土地所有者の把握が困難となる「所有者不明土地問題」を解消するため、JR静岡駅構内で相続登記の申請と遺言書の利用を呼びかける広報活動をした。

通行人にチラシを配布する職員=JR静岡駅構内
通行人にチラシを配布する職員=JR静岡駅構内

 同局の職員約12人が参加。マスコットキャラクターとともに2024年から相続登記の申請が義務化されることを周知するチラシを通行人に配った。福田克則局長は「次の世代に財産をきちんと引き継いでほしい」と話した。
 同局は、相続登記の未了は適切な管理がされない空き家が増加する要因でもあると指摘。遺言書の利用が進むと残された家族に遺産の権利が早期に確定し、所有者不明土地問題の解決や空き家の減少につながることが期待されている。

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