災害から命守ろう 静岡県職員が防災講座 沼津・桐陽高

 沼津市の桐陽高でこのほど、地震災害から身を守るための防災講座が開かれた。1年生約390人が、大地震発生時の対応と心構えを学んだ。

生徒が地震災害への心構えを学んだ防災講座=沼津市の桐陽高
生徒が地震災害への心構えを学んだ防災講座=沼津市の桐陽高

 県東部地域局危機管理課の小林宏教主査が講師を務めた。生徒は、東日本大震災の被災者の体験をまとめた動画を視聴。津波の恐ろしさや日頃の防災訓練の重要性に理解を深めた。
 小林主査は、同校の周辺では南海トラフ巨大地震が発生した場合、震度6弱程度の揺れが想定されると説明。延焼危険度が高いことなどを地図を示して解説した。避難場所の確認や備蓄品の重要性も指摘し、「自分の命や地域を自分たちで守れるようになってほしい」と呼びかけた。

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