たき火料理 父子で挑戦、防災意識高める 浜松市中区

 男性の家事参加促進や防災意識向上を目的とした料理講座「父と子でつくる たき火deかんたんクッキング」が26日、浜松市中区の市青少年の家で開かれた。共働き家庭の小学生と父親の9組25人が電気やガスが使えない災害時を想定し、「たき火」を使った料理に取り組んだ。

協力しながら調理を進める親子=浜松市中区の市青少年の家
協力しながら調理を進める親子=浜松市中区の市青少年の家


 親子は浜松調理菓子専門学校(同区)の友永茂雄校長から指導を受け、トマトソーススパゲティ、コーンクリームスープ、フルーツジュースゼリーの3品の調理に挑戦した。木を出し入れして火の強さを調整しながら中華鍋で牛肉を炒め、トマトソースと一晩水に漬けておいたスパゲティの乾麺を加えて、ゆでる手間を掛けずに一品を完成させた。スープやゼリーは飯ごうを利用して作った。
 父親らは子供に作業手順を指示し、慣れない手つきで調理を進めた。完成した料理はその場で食べ、それぞれの出来栄えや味付けを楽しんだ。
 市男女共同参画・文化芸術活動推進センター(あいホール)が主催し、日本テトラパックなどが協力した。

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