児童が手作り木工品販売 “ビジネス”学ぶ 浜松市中区

 浜松中部学園(浜松市中区)初等部の6年生が6日、同校近くの浜松城公園で手作りの木工品を販売した。ものづくりや販売を体験する「キッズチャレンジビジネス」の一環。

木工品を販売する児童=浜松市中区
木工品を販売する児童=浜松市中区

 児童約100人は4月から、地元企業の協力で販売の基礎などを学んできた。会社に見立てた9グループに分かれてそれぞれが商品を企画し、小物入れやタブレット用スタンドなどオリジナルの木工品を製作した。
 この日の販売会では「私たちが作った商品をぜひ見に来てください」などと元気な声で公園利用者に購入を呼びかけた。ブックスタンドを販売したグループで「社長」を務めた佐々木千寿さん(12)は「完売が目標。経営のノウハウを将来は実家の肉屋に生かしたい」と話した。

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