年賀状で笑顔になってね 地域の高齢者宛て、心込めメッセージ 静岡・安倍口小児童

 静岡市葵区の安倍口小で13日、地域に住む1人暮らしの高齢者に向けた年賀状づくりが行われた。全校児童が参加し、もらってうれしい年賀状を考えながら、心を込めてメッセージや来年の干支(えと)「卯(う)」の絵を書いた。

年賀状に絵を描く児童=静岡市葵区の安倍口小
年賀状に絵を描く児童=静岡市葵区の安倍口小

 児童らはパソコンで年賀状のデザインや「あけましておめでとう」の英語を調べて下書き。「2023年」の文字にウサギの耳をつけたり、来年頑張りたいことをメッセージで添えたりと工夫し、色を塗ってカラフルに仕上げた。
 事前に描く絵を決めていたという4年の海野馨さん(10)は「かわいい年賀状を送りたかった。絵を見て笑顔になってほしい」と頬を緩めた。
 はがきは安倍口地区社会福祉推進協議会を通じて、年始に届けられる予定。同協議会の淀幸男さん(89)は「みんな楽しみにしている。家に飾る人もいると思う」と話した。

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