ワカメの種付け 児童が挑戦「大きくなるの楽しみ」 沼津の静浦漁港

 沼津市立静浦小中一貫校は15日、ワカメの種付け体験を同市の静浦漁港で行った。4年生23人が体験を通じて地元を支える水産業に理解を深めた。

ワカメの種付け作業を行う児童=沼津市の静浦漁港
ワカメの種付け作業を行う児童=沼津市の静浦漁港

 児童らは、ワカメの胞子が付着しているひも約50本をロープに巻き付ける作業に臨んだ。漁港職員に「どれぐらいまで大きくなるのか」と成長までの大きさを質問した。職員は「回収するときには約1メートルになっている」と答えた。
 参加児童の一人は「ワカメの成長までの過程がよく分かった。大きくなるのが楽しみ」と話した。
 ロープは漁港岸壁につるされ、来年2月に回収予定。

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