水墨画体験、室町文化を理解 静岡・横内小

 静岡市葵区の横内小の6年生約110人が14日、社会科の授業の一環として、水墨画を体験した。授業で学習した現代に伝わる室町文化や、水墨画の歴史について理解を深めた。

水墨画を体験する児童=静岡市葵区の横内小
水墨画を体験する児童=静岡市葵区の横内小

 児童はSBS学苑パルシェ校の講師小嶋庸心さんの実演や手本を参考に、真剣な面持ちで「達磨(だるま)図」を描いた。筆を使って墨の濃淡、にじみ、かすれを意識しながら思い思いに表現した。達磨の腹部には自身の名前と「必勝」「平和」などの願いを書き入れた。
 桜井千智さんは「黒い色だけでいろいろな表現ができてすごい」と感想を述べ、近藤結真君は「今度は竜の絵を描いてみたい」と話した。

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