静岡県障害者芸術祭とふじのくに写真展 県立美術館で同時開催

 静岡県などが主催する「ふじのくに芸術祭美術部門写真展」(静岡新聞社・静岡放送後援)と県障害者芸術祭(中部会場)が18日まで、静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリーで同時開催されている。

作品を楽しむ来場者=静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリー
作品を楽しむ来場者=静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリー

 写真展は222点の応募作品の中から入賞・入選した55点を紹介。最高賞の県芸術祭賞の受賞作品は、ミャンマーのインレー湖で魚を捕まえる男性を被写体にした。水面を照らす光の具合などを計算した緻密な撮影手法が評価された。
 一方、同芸術祭は、県内の特別支援学校の生徒らが手がけた似顔絵や陶芸、織物類など約80点が並ぶ。常葉大造形学部(静岡市葵区)の1年生が障害者の描いた絵から着想を得て制作した漫画やイラストも展示。障害者の絵画も隣に配置され、来場者は両作品を見比べながら鑑賞できる。

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