火災防止や家内安全祈願 袋井・可睡斎の修行僧が托鉢

 袋井市の可睡斎はこのほど、「歳末助け合い火防托鉢(たくはつ)」を同市内で実施した。修行僧が火災消除や家内安全、福徳円満を祈願しながら中心市街地を練り歩いた。

お布施を受ける修行僧=袋井市役所
お布施を受ける修行僧=袋井市役所

 市役所で同日、出発式を行った。采川道昭斎主が火防の札を大場規之市長に手渡し、出席者全員で火の用心を三唱。ホラ貝の音を合図に修行僧が出発し、のぼり旗やお布施を受ける鉢(はつ)などを手に浄財を募った。
 1300年以上の歴史を誇る火防大祭(15日)を前に、祭りのPRや防火への関心を高めることを目的とした恒例行事。浄財は社会福祉に役立てる。

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