ABCが500万円 静岡県社協に寄付 車両購入に活用

 静岡県内を中心にパチンコ店を展開するABC(静岡市駿河区、冨田和宏社長)は16日、県社会福祉協議会(神原啓文会長)の「ABCしあわせ基金」に500万円を寄付した。同基金を使い、3団体に車両を寄贈した。

寄贈車両の前に集まる関係者ら=静岡市葵区の県総合社会福祉会館
寄贈車両の前に集まる関係者ら=静岡市葵区の県総合社会福祉会館

 同市葵区の県総合社会福祉会館で贈呈式を行い、応募があった78団体から選ばれた各団体に冨田社長と同協議会の高橋邦典常務理事が車両の鍵のレプリカを手渡した。冨田社長は「地域が元気になる一助に」と趣旨を述べ、市内でデイサービスを行うNPO法人メイティーの市川由治理事長(66)は「利用者の安全な送迎に役立てたい」と感謝した。
 同基金は地域福祉の充実を目的に2003年に設置された。寄付累計金額は約1億3千万円になり、寄贈した車両は80台に上る。

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