明るい新年に向け 様式豊かな書並ぶ 静岡で作品展

 静岡市駿河区の書家黄教奇さん(72)の個展「書道小品特別展」が来年1月10日まで、同市葵区の「デジタル補聴器のサガワ」店内ギャラリーで開かれている。

「寿」などの書が並ぶ個展=静岡市葵区の「デジタル補聴器のサガワ」店内ギャラリー
「寿」などの書が並ぶ個展=静岡市葵区の「デジタル補聴器のサガワ」店内ギャラリー

 「寿」や「吉祥如意」など明るい新年を迎えられるような言葉とともに篆書(てんしょ)や隷書、行草書など様式豊かな作品20点が並ぶ。
 来日して30年以上にわたり、篆刻(てんこく)を教えている黄さんは「制作の参考になるように、見やすく飾りやすい作品をそろえた。書体や様式の変化などを楽しんでほしい」と話した。
 ギャラリーは12月28日から来年1月4日まで休業する。

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