忍者や武将がすす払い 掛川城御殿、1年の感謝込め

 掛川市の観光ボランティア「掛川城戦国おもてなし隊」は17日、国の重要文化財に指定されている掛川城御殿のすす払いをした。忍者や武将姿の隊員7人が参加した。

忍者や武将姿でほこりを払う参加者=掛川市の掛川城御殿
忍者や武将姿でほこりを払う参加者=掛川市の掛川城御殿

 年末の恒例行事。例年は掛川城天守閣で行っているが修復工事が来年3月まで続くため、御殿で実施した。隊員は4メートルのささ竹を上下左右に動かして軒先のほこりを落とした。参加者の一人は「1年のお礼の思いを込めてすすを払った。天守閣が工事中でさみしいが、その分歴史好きな人がたくさん御殿に来てくれた」と話した。
 御殿は年末年始、無休で開館する。1月1日からはウサギの切り絵の御城印を限定販売する。

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