ぬまづの宝百選 短歌に 第二小と千本小の4年生が創作

 沼津市の地域資源を集めた「ぬまづの宝百選」を題材にした短歌を詠む特別授業が19日、第二小で開かれた。同校と千本小の4年生計29人が合同で創作に取り組み、地域の魅力や短歌の楽しさに触れた。

ぬまづの宝百選を題材に、短歌を創作する児童=沼津市立第二小
ぬまづの宝百選を題材に、短歌を創作する児童=沼津市立第二小

 地域の人に学校現場に参画してもらう「チーム学校実現事業」の一環。同市のよさこいチーム「ぬまづ熱風舞人(ねっぷうまいと)」の竹下功一代表が映像を用いて沼津港や香貫山など百選の一部を紹介した。児童は好みの名所や特産を題材に選び、指を折ってリズムを確認しながら創作に挑戦した。講師を務めた県歌人協会の勝俣文子さんは短歌と俳句の違いなどを説明し、「大事なのは自分らしさ。思い出や体験を振り返ってみて」と呼びかけた。
 蛇松緑道でネコを見つけた体験を歌にした田中結優さん(9)は「短歌のことが分かったし、楽しさも知れてよかった」と話した。

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