⚽U―22国際親善試合 アイスタで11月 反町技術委員長が会見

 パリ五輪を目指すU-22(22歳以下)日本代表が11月18日にIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で国際親善試合を行うことが決まったことを受け、日本サッカー協会の反町康治技術委員長が静岡県メディア向けにオンラインで会見した。

2023年サッカー各日本代表の主なスケジュール
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 同スタジアムでの代表戦は2009年のアジア杯予選・香港戦、19年のなでしこジャパン国際親善試合・カナダ戦に続き、約4年ぶり3試合目。反町委員長は「今回の清水での試合は海外遠征の直後で成果を国内にお披露目する場になる。すぐに五輪最終予選が始まるため、大事な強化試合で強い相手を招きたい」と説明した。
 Jリーグで今季、清水と磐田がJ2に降格したことについて問われると、「サッカーどころの熱量は落ちないはず。昇格した藤枝と一緒に上を目指していい競争をし、J3の沼津も合わせてさらに盛り上がるのでは」と展望した。
 本県関係の代表選手も減少傾向にあるが、「自分が子どものころはクラスの半分がボールを蹴っていた。再び環境を取り戻し、全国のトップを取れるよう指導者も目指して」とサッカー王国復活に期待した。
 また、年代別代表のMF鈴木唯人(清水)らの名前を挙げ、「この世代で所属チームの中心になる選手がたくさん出てこないと。今後の日本を背負うため、危機感を持ってほしい」と呼びかけた。

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