客引き禁止区域でパトロール 静岡市葵区、市と中央署が合同で

 静岡市と静岡中央署は23日夜、同市葵区の繁華街で客引き行為禁止指導を目的とした合同パトロールを実施した。市職員や警察官ら約10人が巡回し、違法な客引き行為をした若者に対して市条例に基づき計3件の勧告を行った。

ジャケットを着用して繁華街をパトロールする市職員ら=静岡市葵区
ジャケットを着用して繁華街をパトロールする市職員ら=静岡市葵区

 客引き行為禁止等区域内の両替町通りや呉服町通りを歩き、「居酒屋どうですか」などと声を掛けてきた若者の氏名などを聞き取った。違反を繰り返した場合は罰金5万円が科せられ、行為者の氏名や店舗名を公表することをその場で忠告した。
 違法な客引きは安全で快適な生活環境を乱し、地元商店街への営業妨害につながる恐れがある。市生活安心安全課の仲沢直樹さんは「違法な客引きを利用しないように気をつけてほしい」と呼びかけた。

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