円滑な人間関係構築方法を学ぶ 浜松で「ピア・サポート」講座

 学校や職場での円滑な人間関係の構築方法を学ぶ「ピア・サポートトレーナー養成講座」(日本ピア・サポート学会静岡支部主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が7日、浜松市中区の名古屋大原学園浜松校で始まった。静岡県内外から教育関係者や学生、会社員ら約50人が参加した。8日まで。

ピア・サポートについて説明した養成講座=浜松市中区の名古屋大原学園浜松校
ピア・サポートについて説明した養成講座=浜松市中区の名古屋大原学園浜松校

 ピア・サポートは、仲間(ピア)同士で悩みを相談し支え合う手法。公認心理師やスクールカウンセラーらが講師を務め、学級内でのもめ事を「ピア係」の児童が仲介役となって解決している市内の小学校や、企業の新入社員を対象に行われたピア・サポートのトレーニングの事例などを紹介した。
 児童、生徒が教員に悩みを相談しにくい原因を考えるワークショップでは、参加者から「相談の仕方が分からないのでは」「先生が忙しそうに見える」といった意見が出た。

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