浜松市総合水泳場トビオ 2024年以降改修 最大1年利用停止

 浜松市は2024年以降、PFI(民間資金活用による社会資本整備)方式によって西区の市総合水泳場トビオの改修を行う。改修中は最大1年程度、同水泳場の利用停止の可能性もあるという。12日の市議会市民文教委員会で報告した。

浜松市役所
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 市スポーツ振興課によると、改修対象は大規模空間天井や大型映像装置、入退場管理システム、プール可動床など12項目。
 同水泳場が第2期事業期間(24年5月~38年3月)に入ることに伴い、統括管理していた隣接の西部清掃工場を切り離し、スポーツ事業に特化した同水泳場単体での運営形態に変更する。改修と維持管理を民間に委託する手法を採用し、23年4月に入札公告、同10月に落札者を決定する。
 同水泳場はアスリートの競技力向上と市民の健康増進という二つの機能を持つ。2026年のアジア大会で水泳・アーティスティックスイミングの会場に決まっている。

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