静岡県司法書士会など5団体 静岡で賀詞交歓会

 静岡県司法書士会など5団体の合同賀詞交歓会が13日、静岡市葵区のホテルで開かれた。会員ら約100人が参加し、昨年で創設150年を迎えた司法書士制度の歩みを振り返り、土地相続に関する新制度や現状について理解を深めた。

「相続土地国庫帰属法」について解説する井上副会長(右)=静岡市葵区
「相続土地国庫帰属法」について解説する井上副会長(右)=静岡市葵区

 同会の白井聖記会長(58)は「今年は登記制度に大きな変革が起きる年。認知向上に向け、各団体で連携して取り組んでいきたい」とあいさつした。所有者不明の土地を増やさないために4月27日に施行される相続土地国庫帰属制度について解説した井上尚人副会長(50)は「法律の実効性を高めるために、われわれ司法書士が適切な助言を行うことが重要。相談会や広報活動を強化し、社会のインフラとして貢献していきたい」と話した。

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