「美食のまち」推進に決意 焼津商議所が新春祝賀会 経済活性化を祈願

 焼津商工会議所は12日、新春祝賀会を焼津市内のホテルで開いた。会議所役員・議員、行政関係者ら約90人が出席した。小原照光会頭は「美食のまちやいづ」事業について「(会頭の)任期中に結果を出していけるようにしたい」と改めて決意を表明した。

新年の抱負を語る小原会頭=焼津市内のホテル
新年の抱負を語る小原会頭=焼津市内のホテル

 美食のまちやいづ事業は、JR焼津駅周辺から焼津港の一帯をスペインの観光地サンセバスチャンをモデルに、食でにぎわい作りをする。
 小原会頭は美食のまちやいづ事業がコロナ禍の影響で「スピードアップできなかった」と指摘し、「料理人や飲食店に寄り添う形で進めていきたい」と意欲を示した。
 焼津漁港のカツオ窃盗事件にも触れ、再発防止策の一環として、焼津漁業協同組合はDX化を進めていくべきとの見解を示した。
 小原会頭、中野弘道市長らが鏡開きを行い、地域経済の活性化を祈願した。

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