2022年版静岡県環境白書を発行 SDGs関連など詳報

 静岡県はこのほど、県の環境施策をまとめた2022年版環境白書を発行した。南アルプス学会の設立や「県SDGsビジネスアワード」の開催など21年度の取り組みを中心に紹介している。

静岡県が作成した2022年版環境白書
静岡県が作成した2022年版環境白書

 概要版でA4判26ページ。国連が掲げる持続可能な開発目標(SGDs)に関連付けて18事業を詳報した。南アルプス学会は22年2月に設立した。同地域の自然環境を保全するために研究活動の活性化を図る。SGDsビジネスアワードは、環境課題解決に貢献する事業アイデアを表彰するとともに事業化を支援する取り組みで、21年度に初開催した。
 白書では、「脱炭素社会の構築」や「循環型社会の構築」など五つの項目別に施策の実施状況を紹介しているほか、第4次県環境基本計画(22~30年度)の進捗(しんちょく)状況についても説明している。
 静岡市や沼津市など市町の取り組みにも触れた。
 県内の図書館などで閲覧できるほか、県ホームページで内容を公開している。

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