神谷八段が指導対局 日本将棋連盟浜松 東区で新春大会

 日本将棋連盟浜松支部は15日、新春大会を浜松市東区の積志協働センターで開き、プロ棋士の神谷広志八段=中区=が指導対局を行った。

指導対局を行う神谷八段(左)=浜松市東区の積志協働センター
指導対局を行う神谷八段(左)=浜松市東区の積志協働センター

 神谷八段は同時に複数人を相手にする多面指しを展開し、小学生から一般の約20人が、棋力に応じて駒落ちのハンディを付けてもらって挑戦した。それぞれ終局を迎えると、神谷八段は「一直線の攻めでは勝ちきれないよ」などと戦略をアドバイスしたり、好手を褒めたりした。
 同支部はコロナ禍で開催を中止していた例会を昨年12月から再開し、新春大会は3年ぶり。長年、同支部の例会や新春大会で指導対局を行っている神谷八段は「再開したばかりで参加者はまだ少ないが、増えることを期待したい」と話した。
 棋力別で行った大会には54人が参加し、最強のSSクラスで静岡市葵区の清水克真さんが優勝した。
 そのほかの上位入賞者は次の通り。
 SS ②宇藤敬行(磐田市)③渡辺快(天竜区)▽S ①玉田宗大(掛川市)②早津徳文(南区)③岡本康夫(掛川市)▽A ①川口哲也(中区)②笹井雄太(磐田市)③久米孝吉(東区)▽B ①野中力也(中区)②杉田大和(浜北区)③芝田信照(袋井市)▽C ①田村勇太郎(中区)②杉山敏郎(北区)③片山久(東区)

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