江戸時代礎築いた家康の偉大さ紹介 浜松・中区で直木賞作家が講演
静岡県西部の同志社大卒業生でつくる浜松同志社クラブは15日、同大出身の直木賞作家門井慶喜さんを招いた講演会を浜松市中区のアクトシティ浜松で開いた。
大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、門井さんの歴史小説と同じ「家康、江戸を建てる」をテーマに講演した。門井さんは江戸時代の貨幣や治水事業に着目し、約260年続く時代の礎を築いた徳川家康の偉大さを紹介した。また、26日から静岡新聞の朝刊で始まる自身の連載小説「ゆうびんの父」についても語り、登場人物の注目点などを解説した。市民や同大卒業生ら約150人が参加した。