1票の大切さ、模擬投票で体感 熱海・泉中で選挙啓発授業

 熱海市明るい選挙推進協議会(中島洋一郎会長)と市選挙管理委員会事務局は19日、同市の泉中で選挙啓発授業を行った。3年生8人が、選挙制度や1票の重みを学んだ。

模擬投票用紙を使って一票を投じる生徒=熱海市の泉中
模擬投票用紙を使って一票を投じる生徒=熱海市の泉中

 同協議会の北川幹夫副会長が講師を務め、日本の選挙の歴史や近年の投票率の推移などを解説した。選挙運動に関するクイズも出題し、選挙違反に当たる行為などを分かりやすく説明した。
 生徒は模擬投票用紙を使い、実際の選挙で使う投票箱に一票を投じるデモンストレーションを行った。中島会長は「選挙はより良い暮らしや私たちの思いを実現させるための大切な権利。4月の統一地方選に注目し、選挙や政治に関心を持ってほしい」と話した。

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