三つ以上の言語で考え発表 静岡の森さん銀賞 都内でプレゼン大会

 三つ以上の言語で自由に考えを発表する多言語プレゼンテーション大会が22日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれ、日本人や日本の学校に通う外国人留学生ら13カ国の計44人が参加した。静岡県内からは3人が出場し、会社員森優希さん(25)=静岡市清水区=が銀賞を受賞した。

多言語で自由に考えを発表した(左から)小田木さん、森さん、市川さん=東京・有明の東京ビッグサイト
多言語で自由に考えを発表した(左から)小田木さん、森さん、市川さん=東京・有明の東京ビッグサイト

 県内からの参加は、森さんと秋田大2年の市川翔天さん(21)=静岡市葵区出身=、浜松学芸高2年の小田木美緒さん(17)=浜松市中区=。
 森さんは中国語やフランス語など計6言語で話した。自身や他人の考え方を客観視する大切さを強調し「自分の考え方の癖を知ることで、他人の気持ちを想像しやすくなる」と語った。
 市川さんは専門で学んでいる数学について、自由な発想や予想もつかない考え方が多く存在する魅力を紹介。小田木さんは高校から始めたポピュラー音楽の話などを絡め、一歩を踏み出して世界を広げる楽しさを伝えた。
 大会は言語交流研究所ヒッポファミリークラブ(東京)が主催した。

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