全面凍結 天然の氷アート出現 伊豆・湯ケ島の八丁池

 伊豆市湯ケ島の天城山中にある八丁池が26日、連日の厳しい冷え込みで全面凍結した。霧氷で白く染まったブナなどの自然林の中に美しい氷が広がる神秘的な光景が現れた。

厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)
厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)
厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時10分ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)
厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時10分ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)
厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)
厳しい冷え込みにより全面凍結した八丁池=26日午前9時10分ごろ、伊豆市湯ケ島(静岡新聞社ドローンで撮影)

 池は標高約1200メートルに位置し、厳寒期には厚い氷に覆われる。毎年調査を続ける環境省自然公園指導員の土屋光示さん(63)によると、今冬は昨年12月下旬に最初の全面凍結を確認した。1月中旬に気温が上がったことで氷が溶け、24日時点で氷は池の3分の1程度しか覆っていなかったという。土屋さんは「この2日間の寒波で一気に凍っていて驚いた。ガラスのように透き通った氷でアートのよう」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞