多民族 米国文化考える 在日大使館職員、浜松・開成中で講話

 浜松市中区の開成中は30日、多文化共生をテーマにした授業を校内で開いた。在日米国大使館のジェイソン・ハックワース1等書記官を講師に迎え、1年生約180人が外交官の仕事内容などについて理解を深めた。

外交官の仕事について話すハックワース1等書記官=浜松市中区
外交官の仕事について話すハックワース1等書記官=浜松市中区

 生徒に多民族国家としての米国の文化を伝え、多文化共生について考えてもらうのが目的。ハックワースさんは外交官の仕事について、日本にいる米国人の支援や日米間の外交政策の補助などを紹介しながら、同国の代表として働くことのやりがいを伝えた。
 生徒からは、同国から見た日本の魅力や文化の違いなどについての質問があった。渡部倫大さん(13)は「これからは外国の文化についても学んでいきたい」と感想を語った。

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