施設にマスクケース 静岡・賤機北小児童が寄贈 手作り品収益で購入
静岡市葵区の賤機北小の5、6年生が3日、S型デイサービス「賤機北こだまサロン俵沢」の利用者にマスクケースを寄贈した。地域行事で手作りの品を販売し、その売り上げで購入した。
児童5人が俵沢公民館を訪ね、「いつまでもお元気で」などとメッセージを手書きした紙製のケース100枚を渡した。昨夏に利用者と交流したことをきっかけに寄贈を思い立ったという。
6年の築地颯祐さんは「皆さんに笑顔で受け取ってもらった」と手応えを語った。工島麻央さんは「資金作りのために巾着やバッグを手作りするなど準備も楽しかった」と振り返った。
賤機北地域福祉推進協議会の望月章子会長は「こども自身で企画して実現してくれた。その思いがうれしい」と感謝した。