焼津漁協のデジタル化 魚市場を優先 計画策定委が初会合

 焼津漁業協同組合は3日、デジタル化導入に向けた計画を策定する委員会の初会合を焼津漁協(焼津市城之腰)で開いた。デジタル技術導入に向けて、冷凍カツオ窃盗事件の舞台となった魚市場を最優先に議論を進める方針を確認した。
 市場部や総務部など各部門の部長や次長らが参加。委員長には久保山悦広常務理事が就いた。会合では、次回以降、デジタル化について知見のある専門機関を交えて、議論を進めていく方針が示された。橋ケ谷長生組合長は「信頼回復に向けて(計画を)スピーディーに決めてほしい」と語った。
 また、開始に先立ち若手職員らでつくる「焼津魚市場改善改革チーム」がこれまでの議論に基づき作成した提言書を提出した。

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