カップ麺や菓子 食品60キロを寄付 小さな親切静岡県本部

 「小さな親切」運動静岡県本部は8日、家庭から余った食品の寄付を受け付ける「フードドライブ」を行って集めた食品約60キロをNPO法人フードバンクふじのくに(静岡市葵区)に寄付した。食品は市町の社会福祉協議会などを通して生活困窮者に届けられる。

カップ麺や菓子などの食品を寄付した大畑事務局長(左)=静岡市葵区の県総合社会福祉会館
カップ麺や菓子などの食品を寄付した大畑事務局長(左)=静岡市葵区の県総合社会福祉会館

 寄付したのは同本部が1月下旬にフードドライブで集めたカップ麺や菓子、缶詰など、消費期限まで2カ月以上ある未開封の食品。同区の県総合社会福祉会館で開いた贈呈式で、同NPOの池冨彰副理事長は「心温まる品物。大切に届ける」と感謝した。
 同本部が食品ロス削減を目指して始めた環境保全活動の一環で、寄付は2回目。大畑佳彦事務局長は「食品を必要とする人に届けたいという思いで集めた」と話した。

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